修理事例

ポルシェ カイエンターボ オーバーヒート 水漏れ 修理

■車種:
ポルシェ カイエン ターボ GTS
■修繕箇所:
エンジン

■依頼内容

警告灯が点いて水温がすぐに上がってしまう

■修理内容

点検の結果、水漏れによる冷却水の不足でオーバーヒートを起こしていた。 水漏れ個所を探し出して修理した。

作業工程

ポルシェカイエン 4.8L V8エンジン

ポルシェカイエンターボのエンジン、カバー類で覆われ中は殆ど見えません。カバー類を外して点検できるようにします。

水漏れ検査

ポンプを使って冷却装置に圧を掛けて水漏れ個所を探し出します。エンジン回りの細かい所も見落とさないようにします。

水漏れ個所発見

やっと見つけました水漏れ個所、エンジンの裏側でマフラーの真上辺りの配管の繋ぎ目でした。 走行中にここから少しずつ漏れた冷却水は、マフラーの熱によって蒸発してしまうため下にまでこぼれて溜まることなく、 オーバーヒートを起こすまでオーナーが気付かなかったパターンです。

オーリングの劣化

右が劣化したOリング、ボロボロになっています。左の新品Oリングに交換して冷却水も新しくします。 もう一度圧力検査をして、他に漏れが無いことを確認し、オーバーヒートの影響を受けていないか検査します。

完成です

この時は検査の結果、異常なしだったのでこれで完成です。大事にお乗りください。ありがとうございました。

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